はじめて友達に「喧嘩しよう」と誘われた話

〒 みなさま

 

こんにちは円野まどです(っ´ω`c)

今日もなんてことはないただの私生活でとくにこれといったことは起こらないのですが開き直って自分のために記録しておこうと思います。

 

はじめて友達に「喧嘩しよう」と誘われた話

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登場人物

D  ディー。本当にこの名前で周囲に呼ばれている。最近二年ぶりに海外から帰国した私の知人。黒髪で長めのショートヘアの女の子。口調はつよめの27才。(詳細は以前の記事に)

私 筆者円野まど、引きこもりの甘ったれ

 

*はじまり

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「大体前から、そういう所が嫌いなんだよ。」

そんな言葉が聞こえてきたのは、確か13時を過ぎた頃。

ベッドで本を読んだり、短い睡眠を繰り返している時だった。

ぼんやりした頭で状況を再認識する。

この部屋には女性が2人、ディーと私だけしかいない。彼女はこのベッドから2メートルくらい離れたソファで持ち帰りの仕事をしている筈だ。

つまり。

短く「?」と思ったけれどあまり深く考えずに次のページをめくる。目の端に光が映った。真昼の日差しが半分閉めたカーテンの隅を通り抜けてきらめく。今日はあたたかいな。春。春は急にやってくる。

「おい、無視するな。」

そうだ。少し眠くなってきたけれどこれはディーの声だ。ディーが言っているんだ。

怒っているような、そうじゃないようなトーン。

彼氏と喧嘩でもしてるのかな、いつの間に電話しはじめたんだろう?目を閉じそうになりながら、そんなことを考える。

ディーと彼氏のひとはよく言い合ってるけどすごく仲がいい。何も心配いらないだろう。そう思って私は顔をあげないまま、本を読み進める。文中の主人公のする事がいわゆる「あるある行動」で、ちょっとニヤッとしたり、うとうとしたりする。本の輪郭がぼやけてくる。もうすこし、眠ろうかな。

「ねえってば!」

突然大声が出される。

足が視界に入ったかと思うと、彼女は私のすぐそばに立っていた。

「わっわっわーーーーっ!

私の驚きはだんだんボリュームがあがる。

一度目はまず小さく驚き、次に事と次第を認識して驚き、さらに驚いている自分に驚くという三段仕様となっている。

私があまりにびっくりしたことにディーもぎょっとしたようで

「だ・・・大丈夫?」

と不安そうにこちらを覗き込んだ。プラダの香水のにおいがする。私がうんうんと声もなく頷くのを確認するとすぐに、彼女は下げていた眉毛をキッ!と吊り上げた。

「何で無視するの?」

「えっ私に言ってたの?」

「そりゃあそうでしょう。この場所には2人しかいないんだから。」

「えっだって話に脈絡がなくない?」

「あっ・・・うん・・・まぁ・・・そう・・・だね?」

そこでディーは急にトーンダウンをした。彼女の顔と向き合う。なんとか表情を固くしようとしてるが不自然な流れを認識しているようで気まずさが見てとれた。機嫌は悪くなさそうだ。いそいで直近私がしていたことを思い返してみたけど、特に普段と変わったことはしていなかった。彼女がこんな風に喧嘩をふっかけてくる理由が思い当たらない。とりあえず落ち着くためにコーラを飲む。しゅわっとした。

「何かしちゃったかな?」

いつでも考えに死角というものはある。と、思う。

そういう時は相手の記憶や考えを借りるしかない。ここは率直に質問してみよう。

するとディーは長い前髪を指でいじりながら、いつもより小さな声で「してない」と答えた。ポトン、と目の前に落とすような喋り方だ。

「じゃあどうしたの?」

問いかけを進める。

一般的に何かした、とは言えないことでも本人が傷つくようなら改めるべきだと思う。特に私は人付き合いを避けて閉じこもりがちで、同じ年齢の人に比べれば築いてこれた人間関係は格段に少ない。だからきっと自分では想像もつかないところで誰かを傷つけてしまうことがあるのだろう。そういうところは直していきたいと思い、姿勢を正してディーと向かい合った。

すると彼女は何か怒られた時のようにグッと唇を締めた。

ん?と首をかしげてディーを見る。

春特有のやわらかい色のかがやきが部屋を照らしている。外はもう桜が咲いているんだっけ、夜になったら散歩しようかな。頭の中があちこちにいっていると、ディーが息を吸い込む音がした。思わずぱっと振り返ると彼女はとても真面目な顔をしてこう切り出した。

「私とまどちゃんって喧嘩したことないじゃない?だから、喧嘩しようと思うんだ。」

*喧嘩の誘い

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私はふだんあまり喧嘩をしない、気がする。

正直なところよく分からない。

自分がそう捉えていても相手にとっては喧嘩だったかもしれない。とりあえず私としてはあまりしない。大人になってからは尚更しないかもしれない。

ディーはおそらく喧嘩をよくするほうだ。身近な人とする意見交換は修復不可能なズレを防ぐためであって、お互いのためにとっていいのだとよく言っている。つまり、彼女にとって「喧嘩」という単語は必ずしもマイナスの意味を持たない。

何か不満があって話し合いたいのかな?それを喧嘩しようって言っているのかもしれない。彼女の真意を想像する。あ、そういえば、冷蔵庫に杏仁豆腐があるなあ。

「喧嘩はしないよ。でも何かあったら聞くよ。あと、杏仁豆腐食べる?」

とりあえず読んでいた本をベッドサイドのテーブルに移す。ディーは杏仁豆腐が割と好きだったようで一瞬「えっ、杏仁豆腐?」と喜んだ。可愛い。

「やめろ、待て。待て!それは喧嘩をしてからだ。」

一瞬の緩みを取り繕うように、ディーは厳しい声を出した。杏仁豆腐を食べる予約をしてからはじめる喧嘩とは?、と脳裏に浮かんだけれど怒られそうで黙っていた。

「どうして喧嘩がしたいの?」

問いかけると彼女は厳しい顔をして答える。

「そういう、いつも摩擦を避けているところが嫌いだからだ。」

「えっそうなの?ごめんね。」

「うん。むかつく。」

「そっかあ、具体的にはどういうところ?傷つけてるところや直せるところあるかな?」

「うわああああもうううううやめろよおおお。こっちがすごい悪いみたいな感じになるから謝るのも柔らかく受け止めるのもやめろ!」

「あっ、ごめん。」

「あっ、ううん、こっちこそごめんね、突然喧嘩したいとかいって・・・。」

今いちどういう作法で接すれば良いのかわからないので、いろんな表情になるディーをの様子をうかがう。彼女の顔はスロットのようにくるくると気持ちを繰り返したあと最終的に困った顔になった。

「なんていうかそっちから来てくれない・・・?」

「えっ私から喧嘩をふっかけてこいってこと・・・?」

「そう・・・まどちゃん怒らないからこっちから行くとすげえ悪いやつみたいになるじゃん?」

「えーっ。いや別にそんなことはないけども・・・。」

「なるよ。まどちゃんって出会いがしらに殴られてもとりあえず理由を聞いたりしそうだし・・・。」

「いやとりあえず逃げるよそれは・・・。」

おかしな会話をしながら二つのことを考える。

ひとつは、ディーがどうしてこんなに今日は喧嘩がしたいのかということ。もうひとつは、私が普段彼女に対して怒らないのは理由があるということ。

ディーは言葉が直接的な部分はある。けれど、それは裏を返せばとても正直なのだと思う。だから腹が立つときはない。それに言いにくいことでも気づいたら言ってくれるという彼女の私への信頼を、同じように信頼で返せたらいいなとよく思っている。うまくいえないけれど、ディーのことをよく知っているから、何をするにでも理由があるものだと信じることができる。

という普段の気持ちを伝えれば、喧嘩を諦めてくれるだろうか。

彼女の顔を見る。

ものすごく、「よし、かかってこい」という顔をしていた。

冷や汗をかく。これはとりあえずやってみるまではぜったいに引っ込めないときだ。仕方がないので話を進め始める。

「喧嘩ねえ。どんな風にしてほしいの?」

「いや。やめてその、子供におままごとの設定を細かくヒアリングするみたいな感じ?なんていうか普段の不満とか難癖をつけてほしい。」

「フッフッフッ、ンックックッ難癖?ンックックッ。」

「何笑ってんの。変な絵描いてるくせによ。」

言う割になんだかんだ指示してくることを微笑ましく思っていたのに、ディーのまっすぐな発言が私の心にボディーブローを打つ。

 「何でそんなに喧嘩がしたいの?」

「なんていうか、いつも馴れ合いばかりしているのって健全じゃない気がするんだよ。ゆっくり退化していくような気がする!たまにはこう、血が滾るようなディベートをしよう!」

ディーが立ったまま話しているのを見上げる。ベッドに寝転んだまま足をだらんとさせていると、だんだん彼女の身振り手振りがヒートアップしてきた。なんとなく松岡修三さんを連想をしてしまい、脳内の松岡さんは私をクワッ!と見つめたあと、ちょっと日焼けした顔で声を張り上げる。

「もっと!もっと来いよ!そんなもんじゃないだろ!」

ふっ、と思わずふきだす。にやつきが止まらない。ディーはそんな私を「話をまじめに聞け・・・殴るぞ。」とさっきの二倍低い声を出して叱ったあと、もう一度きっぱり宣言をした。

「とにかく、今日は喧嘩をする。」

*実践

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その後、いろいろあったのだけどあまりに喧嘩が始まらないのでルールが設けられることとなった。2人で「大人 喧嘩 マナー」とか「喧嘩 ルール」で検索したのだけどディーは気に入らなかったようで「だめだ、こんなの仲直りする気まんまんじゃん」と呟く。

それを聞いた私は(えっ、仲直りしないの?)と不安になったけれどやはり口を開けないでいた。ちょっといろんな意味でドキドキしながらディーが自分の髪を指にくるくると巻きつけているのを横目で見ていると、「よし」と言ったあと彼女は私向けのルールを宣言した。

「この後30分は、ディーを否定したり罵る言葉以外は喋ってはいけない」

何でそんなこと・・・と言いかけているうちに「それは罵りですか?」と厳しく注意される。当然はじまる沈黙。

ディーはどこからでもかかってきなと言わんばかりにベッドサイドに椅子を持ってきて、半分寝転んでいる私を腕組みして見下ろす。

私はというと、正直非常に困惑していた。

結構本気でなぜこのような遊びが強制的に開始されたのかわからないので、数分彼女の様子を観察した。どのような意図があるかわからないので、ヘタなことを言い出せないという気持ちが膨らむ。普段からこのくらいの慎重さがあればあらゆる失敗を回避できるのだろうなあ、あっそうそう、そういえばこの前早とちりして変な失敗したんだったその事話そう~と楽しくなってきてディーと目を合わせると彼女がまったく笑っていないことに気づく。

あっそうだった、罵りじゃないと喋れないんだった。

スマホで時間を確認する、四分もたってないことに震える。

あと26分もこうしていなくてはいけないということに衝撃を受けた。

私はピリッとした空気がちょっと苦手だ。これを他人に強要するつもりはないけれど、できるだけ、私は毎日楽しくしていたい。生きている時間は限られているから。

耐え切れずスッと立ち上がる。そのままキリッとした面持ちで廊下のほうへ向かうとディーが背中に声を浴びせた。

「いっておくけど、トイレで30分過ごしてもその間はタイマーストップだからな。」

あっ、ばれてる

脳内で冷や汗をかきながら、「はいはい。そんな事はわかってるから」というクールなジェスチャーをしてその場をなんとか取り繕う。それから行きたくも無いお手洗いの中で短く絶望する。

喧嘩したいって・・・どういうことなん?

と叫びたい。でも出来ない。理由もわからない。そこで数分壁と会話したあと、やっと重い腰をあげた。とりあえず、ディーを当たり障りなく罵らない限りは彼女の真意がわからない。

「なんで喧嘩しなくちゃいけないの・・・かな?」

部屋に戻ってすぐ、半ばやけになってそう言ってみる。たぶん普段人に強めの声をだすこともあまりないので、胸がどきどきした。理不尽な暴力を人にふるっているような心地がして罪悪感が染みるように広がる。

「そんなんそれは、自分の胸にきいてみたら?」

口調はともかくとして、ディーは目をキラッキラさせていて新しいゲームを与えられた子供のようだった。ああ、よくわからないけどすごく楽しそうだなと思うと心が和む。とりあえず、喜んでいるようなので彼女のために次の発言を考えねばならない。

「わかんないんだけど。」

ここで最後に『けど』、とつければちょっと不満げに聞こえるぞという技を開発。

「わかんないなりに考えられないわけ?大体そうやっていつも相手に合わせて自分は何も言わないっていう所がずるいと私は思うんだよね。」

私があまり議論に持ち込まないことがけっこう本気でいやなのかもしれない、と思い始めて心の片隅が落ち込みはじめた。

「あっえっそっそうだけど?」

とりあえず、「けど」のスタイルはキープしたが、動揺が口調に伝わる。

ディーは変な顔をした。

「そうだけどってなに?」

「まあ、その特に何も言わないスタイルだけど?」

「・・・どうして?」

この時間はいったいなんの時間なのか。

まったく真意のつかめないまま時間はなんとまだその時点で15分もたっていなかった。

私は初期装備である「けど」を連呼している。なんていうかものすごく、率直に言って

 

笑いたい。

 

日常の九割はヘラヘラしながら過ごしている私の限界が近い。

「どうしてって別に・・・そんな相手の意見を受けたとき、出来ることは出来るし、出来ないことは出来ない意外に特にはないから特別に怒るようなこともそんなにはないから・・あっないけど・・・。」

「そういう時自分の押し通したいことはないわけ?」

「うーんそんなにはないけど、ある時はもちろん通す・・・けど。」

「家から出てこないとか明らかな居留守以外で押し通されたことない気がする。」

「まあそれ以外にそんなに押し通さねばいけないこと、ディーとの間にはないから。」

「私がっ」

その大きな声は彼女にとっても想定していなかったボリュームで出たようでディー自身もちょっとうろたえる。続きを促すと、彼女は眉間に深い皺を寄せてこう言った。

「私が怒ってるとき、怒り返せばいいじゃん!」

*喧嘩しようの理由

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「どうして?ふだんからしたいことしてるしわがままでいさせてもらっているよ。」

あっ「けど」つけるの忘れた。

 

「そういうことじゃなくて、相手が理不尽に意見をぶつけてきたら!自分も思ってることをぶつけてこいよ!って言ってるの!」

「んんんん?」

今している行為自体が困惑するのに、さらに戸惑う話になったように思う。

「ああーえーと、私のこと考えてくれたんだねありがとう。」

「だから!そうじゃなくてもっと思ってることを主張したり、拒否したりして意思表示してこいよっていってるの。私みたいにいきなりきつい口調で絡んでこられたら、いやだとかおめーは何様だよって言えばいいの!」

「誰かにそういわれたの?」

「誰かに言われたことが問題じゃなくて!怒ってほしいの!もっと!」

「うん。」

「どこかで壁を感じるっていうか、私が怒ってるとき怒ってほしいの!いつもまどちゃんがその後ひきずらないでいてくれるように、私もひきずったりしないから何でも我慢したり受け止めたりしないでありのままでいてほしいの!」

「うんうん。」

「何年も話してるけど、一定以上に親しくなった気がしない。時々自分ばっかり甘えてるって後悔するよ。」

「しなくていいよ。何も我慢してないし私のほうが甘えてるよ。」

「嘘だ。この、一方的によしよしされているみたいな関係がいやだ。」

悲しそうな顔をしている。今の状況はよくわからないけど、そんな気持ちにさせたくないな、とただ思う。私はぜんぜんやさしくない。いつもしたいことをしているのに、見る人が見たらこんなに心配させてしまうんだな、ということにすごく驚いた。

そしてディーはたぶん、自分がとても優しいということに気づいていないんだなとも思った。

「えっとね、ディーとは表現方法が違うだけで、私も意見を通したりいやなことを回避するようにしているんだよ。」

「うん。」

「それでね、ディーにあまりに怒らないのは、いやだなって感じていないからだし、その、あのね、それはディーが主張することも理解できるなあとか気づかなかったなあってよく思っているからなんだよ。えーと、ディーと私は別な人間なんだから面白いわけで2人が同じ方法で意見を言わなくてもきっと大丈夫なんだよ。」

「人とぶつかるのがいやなの?」

「ぶつかるようなこともないだけだよ。」

「私はどうしてぶつかるのかな?」

「正直で、目の前の人を大切にしているからだよ。」

「居留守を使うようなやつに褒められたわー。」

「あはははは。」

「彼氏は私の、見て見ぬふりが出来ないところが嫌いだって。」

「うん。」

「その人のあやまちにすこしも目をつぶれない狭量なところが嫌いだって。」

「ほかは好きってことじゃない?」

「やべーポジティブ。」

「でもきっとそうだよ。」

のんびり返しながら、私たちが違う人間であることをありがたいなと思った。

ディーが言い出したことは、私が想像もしたことがないことだった。

怒らないから我慢してる、わけではないんだ。なんていったらいいだろう。

彼女は一定以上親しくなれていない気がするといったけれど、たぶん、私たちが似ていないからきっとこんなに仲良くなれたんだなと私は思う。声にならない。

私のなかで、満足することはばらばらになったパズルをきれいに揃えることに似ている。行き詰ったときに誰かが持っている、私では決して持ち得なかったピースに何度も助けられてきた。そういう話を聞かせる事は人の時間を奪うようでしてこなかったけれど、ディーにもいつか伝えられたらいいなと思う。

いろいろ巡らせながら、とりあえずディーに杏仁豆腐を手渡す。すると彼女はさっきまでしていた遊びのことはすっかり忘れたようで「いただきまーす」とにっこり笑った。

今日もうまく言えなかった。

自分にいやけがささずに、ただこうして付き合ってくれるだけでうれしい。

それを、どう伝えたらいいだろう?

本を読み始める前に彼女が座っていたソファに目をやるとタブレットが光っている。

思わず持ち上げるとそこには「本当に仲がいい二人は喧嘩をして仲直りができる二人」というようなことが表示されていた。ディーは本やネットで新しい情報を知った時、多少納得がいったことを何でも試したがる人だ。

今回のもそれだったのかなあと思うとなんだか笑いがこみあげた。

あなたは私に似ていないから、楽しい。

いつも投資のことを考えていて人間関係すらも「損切りが大事」といってやまないこの人は、ほんとうはわたしよりずっとあたたかいひとだ。

「何十年かしたら今悩んでることってかなり些細な事だと思うよね。だから大丈夫なはずだわ。」

大きな問題を抱えるとき、ディーは必ずこう言う。

そうだね。と返事をする。

特におちもないけれど、これが数日前の彼女と私のやりとりで、これを何となく書いて残しておきたいなと思って今、文字を打っている。

人とコミュニケーションをとることは、同じ言語を使うのにまるで違う言葉を話しているようなときがあって時々なにもかも距離をおきたくなるけれど。

何十年かして、今日を振り返った時きっと私は自分を幸せだと思うんじゃないかな。

 

偉大なことはときどき、偉大じゃない顔をして一日に紛れ込んでいる。

それを、見過ごしたりしませんように。

 

それではまたお便りします。

 

円野まど

 

ちょっと今回はきんちょうしました。

みなさんは大人になってからお友達と喧嘩をしましたか?(っ´ω`c)