こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

すぐ謝る子だった私の話

 

〒みなさま

こんにちは、円野まどです。

 

今回はやたら謝罪する子供だった私の話を書いていきますね。

 

すぐ謝る子だった私の話

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【幼稚園のころ】

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幼稚園に通っていた春か夏くらいのことです。

従兄弟のお家に泊まりに行くことになりました。

その時集まったいとこは皆私より少し年上でした。私の姉と、それからもっと年上の男の子二人でした。ついてすぐ、大きな公園に遊びに連れて行ってもらえることになりました。そこで、当然一緒に来てくれると思ったお母さんが自分の妹(私にとっては叔母)との久々の再会に「じゃ!買い物いってくるからいい子にしててね」と去っていき、人見知りの私はこの時点で転倒寸前だったのですが、なんとか持ちこたえました。

親戚とはいえ、姉以外は私にとって「知らない人」でした。なので心臓バックバクで、もはや公園どころか部屋で一人でいたいくらいの気持ちでいたのを覚えています。

おじさん二人が(叔母さんの旦那さんと、親戚のお兄さんです)ボートに乗せてくれることとなりました。もうすぐ目的の池、というところで姉が「私コレがいい!」とお兄さんをひっぱって去って行きました。

それで私とおじさんのペアが流れるように確定しました。

すこしの沈黙の後、おじさんが「まどちゃんはどれがいいのぉ」と聞いてくれました。この時のことをかなりしっかり覚えているのですが、私はすごく焦って「ごっごめんね、私が残ってごめんなさい。一人で乗れるよ・・・。本当に一人で平気!乗ってみようと思ったことある!できる!」

と常軌を逸したことを必死で言い出しました。

当時の私の中で姉は 大・大・スターであり、非の打ち所のない世界中に好かれる美少女みたいなくらい憧れていました。

四人でボートに乗るものだと思っていたのですが、私が残ってしまったことによりおじさんは姉とボートに乗る機会を失ってしまい、ものすごい損をさせてしまった気になったのです。おすしが食べれるはずがそこに生えているつくしをもってこられた感じ(つくしさんすいません)

冷静に考えたらおじさんにとっては至極どうでも良かったのでしょうが、私はとにかくこの分の負債をおじさんに抱えさせてはいけないと力を尽くす所存でした。

私があまりに謝罪を繰り返すので、おじさんもなんだか真剣に「女の子は、まわりに愛されて顔がかわっていくんだぞぉお前も愛されてるからかわいいんだぞぉ」みたいな感じで諭してくれて、幼稚園児とおじさんを乗せたボートは「本当の美少女とは・・・」という語り合いの場になったことを覚えています。

ちなみにおじさんは結婚前すごい女性泣かせだったらしく、その後もわりと女性とは・・・というイタリア男性ばりの教訓をいただくこととなります。

(大人になった時、きれいだと言われるように過ごしなさいとか、割とこころに刻まれています。) 

【小学校低学年の時】

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続いては小学校低学年の頃、やっと自転車に乗れるようになった私は妄想を炸裂させながら自転車を乗り回していました。私にとって自転車は「どこかへ行く道具」というより

「妄想を助長させる危険な道具」

としての側面のほうが強く、いつもデンジャーな乗り方をしては「ああ!!世界!!めっちゃ世界!」みたいな完全にキまってる空気をかもし出していました。もともと運動神経もよくないので、そんなことをしていたら転びました。

自転車からすべりおちて体が思い切り歩道に投げ出されます。そしてそこに自転車が通りがかった、と思ったら額に何かが近づくのを感じました。ぐに、案外やわらかい音がしましたが、それは私の頭を自転車が踏んだ音です。

後から聞いた話ではその女性は小さな子を後ろにのせていたので、ブレーキをためらってしまったと謝罪なさっていたそうです。それは仕方ない、デンジャーな乗り方してるわたしがわるいなと思いました、こわいおもいをさせてごめんなさいあのときのお母さん・・・!(反省してます)

轢かれたので、とにかく血が出ました。怪我をした経験がある方は知ってると思うのですが頭ってめちゃくちゃ血がでますよね、傷が浅くても。私もすごい血がでて、血で片目が見えなくなるほどでました。しかし私はさっきまで本当に「世界っ!」みたいな妄想にいたため、何となく(バカなことやってて痛い目にあった)感じが小学生ながらありました。何の罪もない女性がわたしのせいで悲しそうだと思い

「だっ大丈夫?!ごめんねごめんね!」と慌てるその人に

「あっ大丈夫です!本当に全然痛くないですよ!!!!平気です!!こちらこそ、ごめんなさい。私、平気です!」

と繰り返しました。「アイムオーケー」というわけですね。

血まみれでアイムオーケーを繰り返す私は、完全に女性を怯えさせてしまいました(すいませんすいません)でも、怪我自体はアドレナリンか出ていたんでしょうね・・・本当に痛くなかったんです。

ただアホなことしてたら転んだということが申し訳なくて「一人で帰れます!」とか言い出しちゃったりもしました。

「そういうわけにはいかない、お家にいきましょうね」とお家でまでつきそってくれて、玄関にたったお母さんがホラー映画のような叫び方をしたことを覚えています。

本当にもっと注意深く生きないと・・・お母さんもそのお母さんにも(ややこしい)申し訳ないことをしました。ごめんなさい。なんかこれはちょっと今思い出しても、避けれた事故だった感覚あります。子供の妄想力は無限大・・・!

 

【高校二年生の時】

 

三つ目は高校生の私です。

私は男性じゃないのでわからないのですが、モテ期があるとかそういう話ってあるじゃないですか、ああいう時ってどういう感じなんですかね。

私はモテたわけじゃないのですが、高校二年生になったとき学年で一番美人かもしれない子に一緒に帰ろうと突然言われました。日々、わびさびを思い、ささやかにつつがなく、大きく好かれなければ嫌われもしない、しかし親友はいる(漫画により憧れがすごかった)みたいなスクールライフを既に妄想により補う方向にシフトしていた私には(怖い)衝撃でした。彼女が美人であることは噂に聞いていたけど、間近でみるともう全てが違うんですよ。

目が顔の半分くらいあるわけはないんですがそういう錯覚をさせるほど煌いていて、手足も長く、背も高いんですね。

「あっ、その・・・ごめんなさい。今日は失礼しますねアハハ・・・」

みたいに、井戸端会議を途中抜けするかのごとく、さりげなく、しかし後ずさりながら一メートルくらい離れた時わたしは「本当に!すごく!すいません!!」(うろ覚え)とにかく失礼のないように謝ったあと猛ダッシュしました。

(かわいい!きれい!清潔!明るい!!!なんで!なんで!私に話しかけてきたんじゃ!!不安じゃ!!!!)脳内はこういう内訳でした。

すべてがキャパオーバーだったので、走りました。これはわけわからない行動だと思うんですけど、私はたぶん逃げ癖がついてて、今もまだついてるんですけど、あまりなことがあるとダッシュする傾向にあるんですね・・・。とりあえず物理的距離をとることでとっても落ち着きます。

走る、ということはすばらしけり・・・

というわけでですね、私はビュン!と自分的には走ったんです。

しかしこの美人は足も速く、すごい勢いで追いつかれて首をつかまれて「ホラッいいから帰るよ!!!!」という展開になりました。

このことについて絶対に伝えておきたいんですけど、次の日クラスの男子の1人からすぐに「~ちゃん(件の美人)と帰ってたよね?うらやましい。どんなこと話したん?」と言われるくらい、かわいいんです。次の日からもダッシュで逃げましたが、基本は敵いませんでした。

このことについてはあの感情に似てるんです、あの、私は新垣結衣さんがひじょうにひじょうにすきなのですが、実際に見かけたことのある人の話を聞いても「私も~!会いたい!」とは思えないのですね、私ごときが視界に入るべきではないというか、遠くから不都合がないように何かを整えることもおこがましい、みたいな。

だから嫌いなのではなく、申し訳なくて逃げた感じですね・・・。

 

そんな感じで私は過去かなりの謝罪少女でした。

みなさんは何少女、何少年でしたか?

それではまたお便りいたします!

円野まど