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夏負けという言葉があります。
夏の高温多湿ぶりに体が衰弱することを指します。
暑気あたりと同じように、古くから使われていたことばで季語にもなっていますね。
よく見かける夏バテという言葉は1950年代あたりに作られた比較的新しい言葉です。
ことばは新しくなるものだし、古ければ良いというわけではない上、用途は同じなので、各ご家庭や個人のお好みで選ぶものですね。
私は夏負けするをよく使います。
夏に「負ける」って感覚がなんかこう、馴染むのです。
私は体がつよくなくて、手術を経てかなり体質が改善しました。比較すると大変元気になったとは思うのですがこの季節だけはやはり寝込みがちになってしまうんですよね。
梅雨くらいから熱の日が続いて、だんだん弱っていくのを感じます。
色んなことから置いて行かれるようで焦るような節もあり、でも、自分のペースを掴み直せるお休み期間でもありました。
やりたいことがあるのに、熱がでたりするのはくるしいもので
私にとって病弱とは、創作で描かれるような美しいものではなく、私といろんな社会を隔てるような、こわいものでした。
それでもやっぱり、最近は前より元気になった気がするのでスイカを食べたり楽しくすごすようにしています。
去年の夏はスイカがあればよかったのですが、今年は風邪をひいてしまってそれもあまり食べられなくなってしまいました。
そんな中
おともだちに「それではなおらないよ」という旨のことを言われました。
そんなガチアドバイスという感じではなかったのですが、んん、んんーーー
んんんんんーーーーーーーーー!!
と思いました。
私の9割はとても前向きで、人生に必要なものは顔さえあげていればちゃんと出会えると考える性格です。
なので、人がなにげなく言った事もそれは必要なことかもしれないなって一度考えることが多いです。
それに、よくならないと思う前に自分も努力をしないとねっ。
なのでなので・・・。
おにぎりつくるよー!!!!
という気持ちになりました!
おにぎりっていいですよね、具がおうちにないってことまあないですもんね。
今回は梅干、鮭、きざんだねぎとごま油と干しエビ、黄色いたくあんを発掘。
そして・・・おにぎりには一番の友達がいます。
作った。
豚汁
つくった。
にんじんいれないの?とよく聞かれますが、にんじんはその・・・食べれないってほどじゃないんですけどゴニョがゴニョなんで、はは・・・。
なんていうか今回はいれませんでした。
豚汁っておいしい。
具たくさんのお味噌汁ってたまに作りたくなります。
できたっ。
おいしい!
自分で自分の食事を演出するという行為は、時々楽しんで行おうと思います。
自分の機嫌を自分でとってあげられるようになると、きっといいことばっかりひとにあげられるんじゃないかなあって考えました。
楽しい事をひたすらに増やして、充実したりわらったりするひとを増やすように生きたい。
先週はパンを礼賛し、今週はおにぎりという行為。
節操がないですが、なんというかまあ
なんというかね。
ずっとまじめでいるのってむずかしいね。
それではまたおたよりします