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#私はかぼちゃを包丁で切れない
丸い、そのままのかぼちゃを包丁でカットしようと試みたのですがとても出来ません。
包丁の刃の方が外れたらどうしようとすら思わせる南瓜の強さ・・・!
普段かぼちゃを購入する時は、あらかじめ半分にカットされていたものを選んでいます。それをレンジで温めてすこし柔らかくしてから好きな大きさに切っています。
しかし今回は見渡す限り、硬いみどりの皮に被われていて、包丁は簡単に通ってくれそうにありません。(ちなみに私が非力、というより恐らく器用・不器用の問題だと思います。
未カット状態の場合でもレンジにそのままいれていいのだろうか、私はすこし迷ったあと文明の利器を行使することにしました。
人類の叡智の結晶、「検索」です。
# 誰でも出来る!簡単なかぼちゃの切り方
調べるにつれて私は、先人がコツを残してくださっていることを知りました。
たくさんのサイトで「こうすれば簡単!かぼちゃの切り方のコツ」として紹介されている方法があったのです。要約すると
1.菜ばしをかぼちゃのヘタの部分に刺す(貫通させる必要はない)
2.菜ばしを抜いて、その部分に包丁の先を入れる3.包丁をそのままかぼちゃの中心に向かって刺す
力をいれて程なくしてザクッとした手ごたえとともに包丁がはいり、そこから一気に底まで切る
その後、反対側も同じように切る4.両方底まで包丁をいれたら、最後は手で二つに割れる。
という内容でした。
私は改めて、インターネットのすごさに感動しました。
何度か手順を確認しましたが「工程その3で包丁が一気に底まで入るようになるって書いてあるけど、できるかな~」と心配になってきます。しかし迷っていても仕方ないので最初のステップである菜ばしを用意します。菜ばしを握ると顔が笑ってきました
(すごいなーうまくできたら後で誰かにドヤ顔で教えよう!)
そんな邪な思いもつかの間
「エッ・・・箸なんか通らん・・・」
私は思わずそう声に出していました・・・・。
何度ガッ!ガッ!と箸を刺そうとしても強靭なる南瓜の前には無力でした。
最初にも書きましたが力のあるなしではなく、おそらく器用不器用の問題なんだと思います。しかし工程その3について悩ましく思っていた私は
結構長いこと「工程その1」すら出来ないことを受け入れられず
私しかいないキッチンに菜ばしを突くガッ!ガッ!という音が何度も響きました・・・。
#もう一つの方法
誰かが来た時に切ってもらえばいいのかもしれませんが、私はそろそろ自分でも出来るようになりたいなあと思い、さらに調べてみることにしました。
しかしなかなか出来そうな方法を見つけられず、知人(アイちゃんという私のオネエさんのような人)に連絡をとり、「かぼちゃ、切る時どうしてる?」と質問しました。
彼女は普通に包丁をいれて、「てこの要領で切っている」と答えましたが、私にそんな高度な技術を使いこなす力はないため他の方法もないかたずねました。
すると彼女は「てこが出来ないなら、もうさ、ビニール袋にいれてさ、すいか割りみたいな感じで、公園で割ってみたら?それがいいわ。」と言いました。
すいか・・・わり・・・。
一瞬「あっ、それならできそう」と思った上 すぐそこに公園があるという条件も揃ってしまい本当に実行しそうになりました。
しかしそんなことをしていたら恐らく近所の治安維持の為に通報を余儀なくされてしまうかもしれません。
だけど実は今でも、もしかしてけっこういい方法なんじゃないかな?と感じる自分もいるんですよね。どう思います・・・?
#かぼちゃと乙女
とりあえず、つるつるの無傷でかぼちゃはまだ家にいます。
ハロウィンまでまだまだ日にちがあるので、何とかこれを機会に自分で切れるように練習してみようと思うのですが今回のことで更に疑問が生まれてしまいました。
世の美しいひとびとはどうやってこの屈強なる剛のもの、南瓜氏とわたりあっているのだろうと・・・。
かわいい女の子がかぼちゃを切る時がきたら、私はどう手伝えば・・・?ということを空想しまして、やはり私はかぼちゃを切る術をどうにかして身に付けねばならないという結論に至りました。がんばるぞ!
うーん硬いですねかぼちゃ
守備力がめっちゃ高い亀系の敵に当たった気持ちでいっぱいです(ゲーム脳)