こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

はじめての大相撲観戦

〒みなさま

この間はじめて相撲を見に行きました!

まだまだにわかの域を出ませんので、大相撲の良さを語るには力不足ですが同じように初めて行かれる方のお手伝いができそうなことを書き残せたらと思います。

私のレポートは東京場所になります。他の地方で違いなどがあれば是非教えてくださいませ。

 

円野まどのはじめての相撲観戦

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 *大相撲本場所で過ごす一日

両国国技館へ移動する→チケットを見せて入場する(元力士の親方がもぎってくださいます!)→館内見学と観戦

私が驚いたのは「館内にも見て楽しめるものがたくさんあること」と「取組自体は朝から行われていること」の二点です!

国技館で行われている一日の流れ(初日や千秋楽などで一部時間が前後します)


午前8時30分~ 序ノ口から幕下(序ノ口、序二段、三段目、幕下力士ら)の取組が行われる

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写真はお昼頃の様子。まだまだ館内の飲食施設やおみやげ物の方が混んでいるように感じます。しかしこの頃から応援していた力士が横綱になっていくのもまた、大相撲を観戦する大きな喜びの一つなのでしょうね。

午後2時45分 十両の土俵入り

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出典元 http://www.sumo.or.jp/Kansen/timetable

土俵いりとは

まず番付の低い順に土俵に上がります。それから円く並び全員が土俵にあがるまでは各力士は外側を向いていますが、最後の力士があがるとき内側に向き直ります。全員揃うと、拍手をして、右手を挙げ、化粧廻しをつまみ、両手を挙げます。この両手を挙げる行為は本来「武器を持っていません」という意味があるそうです。

参考 土俵入り - Wikipedia

でんきゅうが格闘ゲームのキャラ選択画面に似ていると言っていました。

実際に見るとやはり「儀式」であることを思わせる厳かさがありましたが、敬意を忘れなければそういった親しみやすいものと重ねてみることも伝統を楽しむ一つの視点だと思います。

午後3時~ 十両の取組
関取が出てきます。やはり午前中に行われている以上に迫力のある取組となっています。それと筋肉のつき方というか体格が大きく違っていました。

中入り
十両の取組終了後の休憩時間のことを「中入り」と言います。幕内土俵入り、横綱土俵入りが見られるのですが特に「横綱土俵入り」は胸が熱くなりました。

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写真出典元 http://www.hochi.co.jp/sports/sumo/20170205-OHT1T50147.html

横綱土俵入りとは

白の綱を腰に締めた横綱が、露払いと太刀持ちを従えて、四股踏みやせり上がりなどを披露するものです。四股を踏むとき、観客から「よいしょ!」という掛け声が飛びます。

参考 横綱土俵入り - Wikipedia

楽しみにされている方も多いようで取組みと同じ位の熱気を感じました。

幕内の取組み前に館内を散歩される方も多いと思うのですがこちらは是非見ていただけたらと思います。やはり所作に威厳があって、さすがは横綱だなと感動いたします。

午後3時55分 幕内土俵入り

午後4時 横綱土俵入り
ご贔屓の力士が入ってきた時の皆さんの声援がこちらの気持ちも盛り上げてくれます。

幕内ということもあって皆さんお名前を呼ばれますが、とにもかくにもやはり稀勢の里関の人気は別格でした。「日本一!」なんて声も上がりますが、それがうそ臭くない存在感があります。私も応援しています。

※私が観戦した日は稀勢の里関の休場前でした。

午後4時10分~ 幕内取組がはじまる

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テレビ中継されるのはここからだったと思います。お茶の間でも見られる力士さんが目の前で熱戦を繰り広げてただただドキドキしました。

幕下取組みと大きな違いは席を外す方は殆どなく、大入りの満員となっています。

午後6時 弓取式
結びの一番終了後、幕下力士の一人が行司から弓を受け取り舞う儀式が行われます。

現在聡ノ富士さんという方が弓取を務めていらっしゃるのですが、とても目を引く弓さばきをなさる方でこちらも魅了されました。お名前を調べている時に知ったのですが弓取りが素晴らしい事で有名な方のようで、そのような方の弓取式がはじめてであることを嬉しく思いました。とても鮮やかな舞ですので、おいそぎでない方は是非お席を立たずにご覧になってくださると嬉しいなと思います。やっぱりここまで見させていただいて、最後にカン!カン!という拍子木の音を聞いてやっと終幕という感じが致しました。( ´ヮ` )

*場内の楽しみ方(館内散歩・飲食)

相撲博物館や優勝杯の展示など見て知って楽しむものが充実しています。

現在活躍している横綱のまわしや、梅干や椎茸がいっぱい入った優勝杯など興味が引かれるものがたくさんありました。

・「出方さん」や場内を歩く力士とすれ違うことができます

お茶屋制度という歌舞伎などにもあるサービスでお客様に代わって、入場券やお弁当など飲食の手配を引き受ける代行業があります。その「出方さん」が独特の服装をしておりますので「ああ私は相撲を観戦しにきているんだな」と世界観に浸ることができます。さすがに幕内力士は見かけませんが、普通に力士は館内を闊歩していたり知人の方と談笑しています。また、歩いて入場する力士を待っている方も多く見られます。こちらはかわいい浴衣をお召しの方がいたりして(スイカ柄など)、思わぬところで楽しくなります。

・お土産ものも充実しています

私が立ち寄った際はジャポニカ学習帳の力士版と稀勢の里グッズがとにかく売れていました。私はすもうトランプを購入いたしました・・・!!

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最近ポーカーをよくするので、こちらでもやってみようと思います・・・。

横綱のスリーカードとか色んな意味で強そう・・・!

・名物である「やきとり」をはじめとした豊富で独自色の強い飲食店があります

お相撲はやきとりやお弁当をいただきながら、やいやいと相撲を観戦するものだと聞いたことがあります。有名な焼き鳥はいただいたのですが、早くから行っていたのであちこちで少しずつ食べてきました。残念だったのがちゃんこを提供している所がとても混んでいたのでいただくことが出来なかった事です。また訪れる機会があれば是非行きたいです。本当に色々なものがあります、お寿司に天ぷらに、ちゃんこなど(何故かお店の名前は全て雷電です)それに加えてこういったものも・・・。

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フォ・・・フォンダンショコラ

と思いましたが意外とかわいい女性達に人気でいただいている方を多くお見かけしました!私は観戦中におなかがすくといけないので、お弁当のほかにこちらを買いました。

 

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普通のあんぱんより少し大きいところが「すもう感」だったのかな・・・なんて思いますよハハハ・・・ハハ・・・。

 

*観戦に行く際注意したほうがよい事

・枡席は4人席で3人分くらいと考える

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 このように4人席は座布団四枚分なので、成人男性4人だとかなり窮屈になってしまうかと思います。少し楽な体勢を取れるのはやはり2~3人でお席をとることがよいと感じました。

*観戦時間に備えたお履物を

幕内だけ見にこられるような場合はあまり問題ないかもしれないのですが、館内散歩をあわせますと国技館にいる時間は結構なものになります。お席に座ったり、靴を履いてお手洗いなどに立ったり、力士のお出迎えに行ったりなど「立ったり・座ったり」の動作が多くなります。着脱が楽なお履物でお越しになるか、ご持参するととてもラクです。

*女性は一枚はおれる物があると良いです

長く座っていると少し肌寒く感じます。場内の熱気に合わせて空調は涼しめにしてありますので、薄手のカーディガンや大判のスカーフなどを持っていくと調節しやすいです。私が行った日は外は28度近くまで上がった大変暑い日でしたので薄着で出かけましたが、観戦中は肩にスカーフをかけていました。

*楽なお洋服で

長時間の観戦になりますので、腰まわりなどゆったりしたお洋服をおすすめいたします。女性は着物の方も多くいらっしゃいますが、決して暗黙のドレスコードがあるわけではありませんのでお好きなお洋服でよいかと思います。ただあまりにもラフな方は見かけませんでしたので、長い間着ても疲れない・近所着ではないものくらいが調度よさそうです( ´ヮ` )

*取組み中お席の前を横切る時はかがむ

普通のことのようなのですが、結構困っていらっしゃる方がいました。

大相撲は一瞬で勝敗を決してしまうこともあるので他の方のお席の前を通るときはできる限り取組みの合間がよいですね。

*観戦を楽しむコツ

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画像出典元スポニチ Sponichi Annex

これはやっぱり「贔屓の力士を見つけること」これに限ります。

私は幼い頃おばあちゃん子だったので、夕方はよく一緒に相撲を見ていました。

その頃好きな力士もいました。

けれど最近は相撲から遠ざかっていて、殆どの力士の名前が言えなくなっていました。

今回観戦の機会を頂いたので改めて見るようになり、春場所稀勢の里さんのファンになりました。

19年ぶりの日本人力士ということ以上に、良いにも悪いにも多くを語らずひたすらに相撲に打ち込むその姿勢がとても格好良く感じます。

力士であることは国民から注目されることであることもよく理解している方で、ひたすらに精進し続けいて尊敬を禁じ得ません。

他の力士の方のお話もあります。

前場所で怪我をしていた稀勢の里関と横綱鶴竜関の取組みがありまして、怪我をしていた稀勢の里関は力が入らず寄り切られてしまうのですが鶴龍関は勝利後よろける稀勢の里関の体を支えようとすぐに手を伸ばしていたのです。

最近は同じく横綱日馬富士が土俵際の取組相手を落ちないようにしっかり抱きしめて支える場面がありました。こういうお姿を見るとやはり横綱だなあと思います。

「強いだけではない」「勝つだけではない」何かがあります。

勝敗だけではなく、人間としての品格を日々磨かれているのだなあと感じます。

取組みの気風の良さだったり、形式の好みに限らずこういう「ああ、お人柄が垣間見えるな」と感じる瞬間にとても惹かれます。

*あとがき(余談)

遠藤さんという力士の方は女性から人気が高いようでパネルがありました。

日差しが眩しくてよく見えなかったので「どなたとどなたとどなた?」としゃんに聞いてみた所「いや、全部遠藤さん」と言われて驚きました。

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こういうパネルを見ると顔をくりぬかれる予定で抱っこされている女性モデルさんのことを思ってしまうですよ・・・( ´ヮ` )

そして決まり手(勝った時の技のこと)には詳しくないのですが「押し出し」とか「寄り切り」は私も知っています。今回、「とったり」という決まり手があったのです。

実際に珍しいのかはわからないのですが、このひらがなで「とったり」と掲示板に出たときなんだかすごく「へーっ」と思ってしまいまして思わず写真を撮りました(画像が荒くてすいません)

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なんだかレアなのかな?と思い興奮した私は横にいたしゃんに

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と高らかに宣言したのですが反応はなかなかの氷雪ぶりでした。

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しばらくこの表情のまま口は開かれませんでしたが、とったりをとったり・・・とったりを撮ったりです・・・ムハハハハハ(誘い笑い)

と、持ち前の氷点下ギャグで皆さんに涼しさをお届けしたところで長い相撲レポートを終えようと思います。

私が発案で行ったわけではないので、ご縁があったことに純粋にとても感謝しています。

お相撲さんがまんまるくてかわいいから、が相撲観戦入り口の方でも良いと思うのです。それぞれの好意がこの文化を支えていくことを願っています。

 

それではまたお便りいたします!

 

円野まど