こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

【創業115年記念】お出かけ帰りにオネエさんと資生堂パーラーへ

〒 みなさま

こんにちは!円野まどです。

4月2日の日曜日に今年創業115年を迎えた、銀座資生堂パーラーへ行ってきました。

 

 

 

*お出かけ帰りにオネエさんと資生堂パーラー

 

【まえがき】

ここ最近つまずくことが多くて落ち込んでいました。

私は態度に出やすいので逆に明るくしようとして、から回ったりしてかえって「わたし傷ついてますってアピールしてるみたいに見えないか恥ずかしい」とまたアレコレ考えてしまってがんじがらめになっていったり。痛々しさは増すばかり。

悩む内容は自分に不足するものについて、なのでまずは努力や自省こそが解決の道なわけで悶々とするより行動を、と思うのに何をすればいいのか指が迷ったりやる気が出なかったりして無駄な時間を過ごしてしまう。

そして また自己嫌悪になったり。

そういう浮ついた気持ちだから更に他の失敗やアクシデントが立て続けに起こってしまって、時間がもっとゆっくり流れてくれるなら少し休みたい・・・とおっとお病んでいるのかなという状態になりました。

ちょっと、本気で泣きそうな頃連絡が。

「ちょっとあんた!腐ってないで出かけなさいよ。大体たいしたことじゃないから!!牛乳こぼされた程度の事件で泣いてんじゃないわよ!」

私の姉のようなオネエ(心は女性で体は男性・オネエという呼びかたは本人の希望です)の知人、アイちゃんから止まらないマシンガントークな激励。

アイちゃんは私より10個か9個上のオネエさんです(いつも年齢忘れます)

もともとお出かけする予定だったのですが、彼女に強くおすすめをしてもらったのが「銀座の資生堂パーラーでパフェを食べてくること」でした。

私はパフェが大好きなのです。

なんだか急に楽しみになって腐って海苔巻きになっていた布団から這い出てしゃん(ゴールデンウイークまでもう休日なし)と外出の準備をしました。

東京銀座資生堂ビル

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画像引用元 http://parlour.shiseido.co.jp/ginza/

東京都中央区銀座8丁目の角に位置する、赤いビルが目印。資生堂パーラーやサロン・ド・カフェはこの中にあります。

この赤レンガに似た優しい色の東京銀座資生堂ビルは東京建築賞において優秀賞を受賞しています。二種類の制震システムが取り入れられ、「地区計画銀座ルール」の適用第一号となっているなど、建築物としても大変味わい深いものです。

クリームソーダ発祥のお店であることや、伝統的なカレーのあるレストラン・カフェ共にあまりに有名ではありますが地下一階のギャラリーは現存する日本最古の画廊ともいわれており、モダンな外見をしたビルディングとは裏腹にフロア構成の一つ一つに長い歴史や企業努力の賜物を垣間見ることが出来ます。

また川端康成太宰治三島由紀夫、・森鴎外永井荷風など多くの文豪達に愛され、作品に「資生堂」の名はあがり続けてきました。

そんなところからも町を語るシンボルの一つとして疑いのない地位を昔から築いてきたことが窺えます。

資生堂パーラーの歴史】

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画像引用元 https://parlour.shiseido.co.jp/restaurants/traditionalmenu/curry.html

 

1902年(明治35年)東京・銀座の資生堂薬局(当時)内に「資生堂ソーダファウンテン」を開設します・

資生堂創業者の福原有信氏が、1900年の欧米視察からの帰国後、アメリカのドラッグストアを模して設けたもので、当時の日本ではまだ珍しかったアイスクリームやソーダ水を供し、人気を博しました。

福原氏は、ソーダ水製造機はもとより、コップやストローにいたるまでアメリカから輸入し、本物志向に徹しました。

その後1928年「資生堂アイスクリームパーラー」と改称し、本格的な洋食レストランを開業します。メニューには、カレーライスやオムライスなどがあり、当時の流行に敏感な若者や昔からの上流階級を顧客に持ち、「成功率の高いお見合いの名所」としても知られていたようです。

喫茶店で出会って交際がはじまることもあったのでしょうか。

お見合いの名所、というとそこにまつわるドラマもたくさんあるでしょうから歴史を知れば知るほど調べたいことがたくさん増えてしまいます。

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資生堂パーラー サロン・ド・カフェ 】

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3階 資生堂パーラー サロン・ド・カフェの様子

画像引用元 http://parlour.shiseido.co.jp/ginza/index.html

買い物を終えて休憩をしにカフェへ窺ったらもう16時をすぎていました。

その時点で8組ほどお待ちしていました。お母様と一緒の小学生くらいの女の子はいるけれど、中高生はおそらくほぼいなかったのが印象的でした。

私達のちょうど直前に男性が一人でお待ちしていて、とても好きなのだろうなとなんだか勝手にニコニコしてしまいました。エレベーターで3階へ上がると蝶ネクタイをしたギャルソンの方がすぐに来てくださいます。どのくらいお待ちの方がいらっしゃるかなどもその時教えていただけました。

8組というとすごく待つような印象になると思いますが、運がよかったのか15分くらいでお席に通していただけました。ちょうど入れ替わりのお時間だったのかもしれないですね。

お席につくと可愛いですが上品なメイド服を来た女性が椅子を引き、コートをたたんでくださいます。入れ替わりに黒いネクタイをしたギャルソンの方がメニューを持ってこられ、おすすめなどをお話して去っていかれます。

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すごく下品なことを言って恐縮なのですが1900円のパフェを見ながら(エビで換算すると何袋・・・)みたいな計算をしていました。何でもエビが一つの単位になっていることを実感しました。12000円くらいのココットもあって、単位をエビにすると・・・と待ち時間を楽しんでしまいました・・・。

お店はかなり混むことも多いようですが、自分から声をかけてお名前を告げても良いですし、エレベーターから出て少し首をかしげているとすぐに気づいて来てくださるほど店内へ目が行き届いておられるのでどうぞ安心して訪問なさってくださいね。

【クリームソーダとアイスクリーム】

 

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画像出典元 http://parlour.shiseido.co.jp/shoplist/salondecafeginza/

クリームソーダといえばメロンソーダの上にアイスクリームと真っ赤なチェリーが乗っている姿を思い浮かべるのですが、この時期のおすすめは日向夏のクリームソーダでした。メロンのときもあるようなので、旬な果物をベースにソーダを作られているようです。しゃんはちょっと疲れていたので少しビリッとする日向夏ソーダが本当においしいと喜んでいました。

私はパフェを見ていましたら創業115周年ということでこだわりの苺パフェを2つおすすめしていました。115周年なんてお目出度いことですよね。

そのうちの一つ越後姫のパフェは数量限定だったのですが、私は青森県八戸市産 さちのかのストロベリーパフェにしました。

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中には苺とバニラ二種類のアイスがあります。

苺そのもの(果物の部分)もおいしかったのですけれど特別においしかったのはアイスクリームでした。

永井荷風に「資生堂のアイスクリームを食べたら、他のは駄目ですよ」と言われたのは伊達じゃない・・・(今ガンダムのことを思い起こした方、私もですよ・・・)

もちろん他のアイスも好きですが、姿場所を少し変えても115年、この銀座資生堂パーラーにて色々な方がここにきて同じようにアイスを召し上がって、他愛もないお話をされた、と想像してしまいます。

いつかの日にも、わたしたちのように少しいやなことがあったりお目当ての美味しいものを楽しみにしたり、そうしてこちらを訪れた方がいたのかな、と考えるとなんだか街で生きる「人の温度」を思わずにいられません。

変わらずここで、人々を惹きつけ続けるお店の努力も素晴らしいものだな・・・ということは帰りに思ったことで、おいしいおいしいとあっという間にパクパクいただいてしまいました。

 

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写真がわかりにくくて恐縮なのですが、ダロワイヨの時といい銀座のパフェには金箔つく説が私の中で浮上しつつあります。

パフェは本当に好きだし、時々通り過ぎていくメイドさんたちは時代を遡ったみたいでなんだか日常を忘れます。皆さんがそれぞれ楽しそうにお話されているのに、ガヤガヤすることはなく、目の前の人の声がよく聞こえるというテーブルの配置もよいですね。

特にしゃんがお休みが少ない中のお出かけだったので、かえって疲れさせることにならなくて本当に良かったです。

アイスクリームはさすが看板として大切に作られているようで、アイス大好きなお父さんと一緒にまた来店したいなと思います。

アイちゃんはアイスクリームとコーヒーがお気に入りのセットだそうです。

これを読んだ方にも是非、アイスを召し上がっていただけたら嬉しいです。

【あとがき】

1900円のパフェは贅沢に感じる方もそうでない方も色々おられると思います。

かしこまった場所がお嫌いな方も。

私も家庭料理や家庭で楽しむことが好きなので、時々贅沢に感じてしまうこともあります。けれどたまに自分を大事にしてあげる、ということも恥ずかしいけれど必要なのかもしれないな、となんとなく出るとき思いました。

小さなゴールを決めて頑張ることの大事さに気づく一日でした。

それと、誰かにもらえる言葉の大切さ。

 丸の内でワンピース探しをして、お散歩がてら歩いて有楽町や銀座方面にいって資生堂パーラーで休憩をしました。

すっかりリフレッシュしてアイちゃんにお礼を。

 「悩んでる時って自分のまわりの世界しか見えてないんだからお出かけしたほうがいいの。立ち止まるのもいいけど、立ち止まってばかりじゃもったいないわよ。」

アイちゃんは普段はジャニーズをはじから舐めたいとかちょっと文章にのせると批判がくるような発言を連呼するオネエさんですが、私の尊敬する人の一人です。

今回はちょっと本当にヘコんだから本当にありがとう、とかしこまってお礼を言うと

「あんたあんなつまようじで頬をつつかれた位のことまだ言ってんの?力士なみにぶちかまされてから泣きなさいよ!!うける!!それと資生堂パーラーのポリシーは高品質・本物、それと新しい価値だから。誰も今までどおりでなんていられないんだから新しくなっていけばいいの!

この後、あたしが今イイこと言っていたことはイケメンを見つけるたびにさりげなく言うようにという話が10分以上続きましたがそれはさておき、「新しくなればいい」という言葉に動かされました。

アイちゃんは悩んでるときは何気に名言を連投してくださるので、私も彼女が悩んでいるとき素敵なお店に連れて行くような恩返しができたらいいな・・・と思います。

それと話の終わりにアイちゃんが言ってた関東大震災のとき銀座は全焼した」ということも強く印象に残りました。

ここに何もなかったなんてもう想像もつかないからです。

落ち込んでいるときほど来る町なのかも、なんだか再生の象徴のような気がしてきました。元気になれそう。

アイちゃんとしゃんありがとう。な一日でした。

ブログからもたくさん元気をいただいています本当にありがとうございます!

がんばるぞ・・・!

皆様もお気に入りの再生スポットがあればぜひ教えてください(*´∀`*)!

それではまたお便りいたします

 

文責 円野まど(まるのまど)

 

参考・一部引用文献

 http://parlour.shiseido.co.jp/index.html

資生堂パーラー - Wikipedia