こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

今日の午後のただの記録

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〒みなさま

 

午後の記録

 

今日はひどい貧血となんだかお腹がいたくて朝から手も痺れる。

幸いにも昨日殆どの家事やすべき事をしていたので少し休んでいても大丈夫そう。

できればやりたかったことは明日にまわそう。

ただ、期限や時間の割り振りがなされていない「やったほうがいいこと」や「やりたいこと」はたくさんあって、ダイニングでぼーっとお湯を沸かしている時なんだかすごく焦った。

私はいま何歳で、いままで何をしてきて、これから何をしていくのか。

そんなことを考えていたら不安で、休んでいられないと思った。

私はこういう所がある。

テスト前に部屋を片付けたり、出かける前に見ていた動画のせいで遅刻しそうになったり。時間の配分がおかしいのもそうだけど、気持ちの配分も良くない。

今しなくていいことについ気が向いてしまう。

一番調子のいいときにやる気がでればよいのに、いや、どんな調子のときもそこそこ以上とかベストの仕事ができたらかっこいいな。「確か」ってことはかっこいいな。

かっこいい道のりは遠い。

でもすきなひとにあげるなら出来るだけ確かなものあげたいなあ。

たとえばお料理の味とか。当たり前に確かにおいしくしてあげたい。

確かはいいな、安心する。

そんなことを考える。

カップが重く感じる。指先をみれば爪がまっしろだった。

何を食べても味がぼやけているのでフルーツだけ胃にいれて眠ろうと決意。

昨日、でんきゅうが置いていってくれた果物が入っている箱をあける。

その中で迷わずバナナを選ぶ。

「どんなにオーガニックとか、厳選農園とか謳われていてもバナナにはなんともいえない原始人感がある」

という知人の言葉を思い出す。

家には誰もいないのに、前傾姿勢でゴリラ・ゴリラ(学名)の体勢となってテーブルに向かうという誰に対してなのかわからないサービスをしてから着席する。

バナナを食べているあたりから意識が曖昧になる。

朦朧としながら、今私がここで倒れたら通報するとき「部屋にはバナナの皮が一枚、バナナの皮が一枚残っています!」と緊迫した声で駆けつけた隊員が通報するのかな?という大したおもしろくないことに自分で相当ウケてしまう。恥を重ねる。

笑い声がおさまったダイニングの静けさに制裁される。

美人の歯医者さんを失望させたくないので、ふらつく体をひきずり歯を磨いた。

体調がよくない時特有の弱気な感情が押し寄せた。

時々なにもかも偶然にすぎないと思う。不安になる。

そんなこと考える前に努力をしたり、何かを積み上げることが正解だと分かってる。

でも時々なんでもあんまり脆いから、強くなくちゃなんでも失うと思って不安になる。

ここで眠ってる暇は本当はないような、あるような、作り置きおかずをまとめてくれた人って本当にすごいよね、家事の革命ですわ・・・と思ったり。

誰に褒めてもらえるように生きていけばいい?

ってたまに思う。そんなポエム書いてないで別に自分のために生きればいいんだけど、でも多分本当に本当に誰の承認も必要とせずに生きるのって難しいように思う。

少なくとも私は、好きな人に嫌われたりしないかな?って時々思う。

誰かを傷つけないかなって不安になったりもする。

何でも多様化がなんだっていうけど、好きな人と自分に褒められるように生きたい。

明るい未来のためにとりあえず認知症を予防しようと思って調べながら眠った。

目が覚めると唇が痺れている、それよりお腹が痛い。

うさぎが夕ご飯が入っていないと怒っている。かわいそうなことをした。

頭痛のときはシーツの擦れる音がいやだけど、腹痛のときは土下座してるみたいなポーズからなかなか動けない。今回もそう。

でもうさぎはめちゃくちゃに怒っていて「二度寝するな」と音で伝えてくる。

中にいれてある食べ放題の草を投げ散らかし「一日二回はおいしいカリカリしたやつが入るはずなのに」と怒る。彼のいわんとすることはもっともだ。

愛ゆえに起き上がることに成功。

人は孤独の中では自分一人起き上がらせることはできないのさということをハードボイルドな感じでつぶやき、キレたかわいいうさぎにペコペコしながらごはんとおやつをあげた。

それらは全て計らずとも寝る前にふざけてやったゴリラ・ゴリラ(学名)のような体勢で作業をした。お腹がすごく痛いのだ。

こんなに痛かったら中で何かしらが破裂しているかもしれない、と知能があるとは思えない想像に苛まれ、必死に「しにたくない・・・。」とこれもまた両親がしてきた教育期間に後ろ足で砂をかけるような妄想にとりつかれる。

近所のハーブやスパイスが好きなおばあちゃんが「シナモンって頭痛にきくのよ。」と言っていたことを思い出し、腹痛にもきくのでは・・・?とまたゴリラ・ゴリラ(しつこい)でダイニングにカサコソ移動する。

シナモンミルクを作って30分後、お腹の痛みが和らいで今これを書いている。

先人の知恵はすごい。

私も将来はなんかこう、誰かに何かしら相談される際「そうね・・・(顎に手をやる)こうしてみたらいいと思うわ。」とカッコイイ感じで何かしらのライフハックを披露したい。

それを調べて知ってる!という感じじゃなくてこう時間と共に自然に身についたのよと微笑むくらいのかっこよさがいいなとニヤけていると、うさぎが私をジッと見ていた。

なぜか「すいませんでした・・・。」と謝罪する。

起きてからまだ何も食べていない。

けどさすがに作る気にはなれないと冷蔵庫をあける。

たまに見かけるちょっと高いカニカマが入っていた。

「これすごいよ」とメモが貼ってある。

おそるおそる透明のところをめくる。

叡智。

私は普通のカニを食べるより感動してしまった。

冷蔵庫はたまに、驚くようなものを入れあうべきだと思う。

宝箱みたいで、毎日どきどきする。

 

それではまたお便りいたします。

 円野まど

 

 追伸 シナモンについて:アレルギーがあるかもしれない方は確認してからお試しくだされ

追伸2 いつもありがとうございます。

昨日の記事にもたくさん本当にありがとうございました。

みなさんもお体にきをつけてくださいね!!