こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

牛乳パックを二本抱きしめる正当な理由を今も考え続けている

〒みなさま

最近はてなスターについて調べています、私はもう何十個と押したい気持ちなのですがもしかして一個とかのほうがいいのかな?とかはてなのお作法についてまだ知らないことが多く、ちょっと調べてみますね。できるだけ普段交流がある人を応援したいので、うちにはスター1個にしてとかそういうのがありましたら遠慮なくDMとかコメントください・・・!自分でも調べてみますね(・-・ !!

昨日の夜は数少ない親しい人のお家に泊まりに行って来ました。

私は極度の人見知りがあるのですが、たまに初対面から接しやすい人がいます。基準は分からないのですが、そういった人と打ち解けるのはとても早く(相手が優しい人なんだと思います)私も失礼ながら親しげに接してしまうときがあります。

子供の頃から私はたまにそういう人がいると、「一緒の部屋で別々なことをする」のに何の苦もなくなってしまいます。寧ろ安心感があります。

なので、誰かの家に行くときは、大体相手は何か日々のことをしていて、私は寝ています。最近は家にいると読みたい本がたまっていて、夜中まで読んでいるので、どんどん睡眠が浅くなっていき、ああこれはだめだなと思って人様の家に泊まりにいきました。

私の傍若無人な振る舞い(他所の家で夜中ではないのに睡眠をとる)に賛否両論あると思うのですが、ご不快になる方がいないことを祈ります。数少ない知人ですが、今のところその行為は了承されており、私はよく眠れる家の主のことが大好きなので(その人が何かをしているのを眺めて寝るのが好きだから遊びに行く)、大体帰る前に一箇所だけピカピカに掃除をしたり、冷蔵庫にお土産を置いて帰ります。

その様子を「家に出る妖怪のようだ」と言われることがよくあるのですが、絶対に妖精にならないところに皆からみた私像、というものを感じます(しみじみ)

思えば私が誰かを好きになると(恋愛の意味ではなくて、人間愛的な)私の愛情表現は妖怪じみているような気がします。ハハハ!(こわい)

ちょっとまじめなお話が続いたので、私の日常についてお話をしたいと思います。

以前この↓お手紙で、私がやたらと謝る人物なことを書きました。

ma-corpus.hatenablog.com

今日はその続きを書こうと思います。前述のお手紙を書いた時に一緒に話そうと思ったのですが、あまりに長く、あまりに濃いので別に記しておくことになったお話です。

私のちょっとした思い出話で、バカだなーーと笑ってくださればうれしいです!

※体調不良の話になりますので、お食事中の方に問題のある箇所があるかもしれません

 

私はすぐ謝る

 今は随分直ったのですが、私は何故か「他人に対して申し訳ない」という気持ちが強いほうです。小学校の時、同じ班になるだけでちょっと恐縮だなという気持ちがすでにありました。今日非常にタイムリーなのですが、昼間ごろごろしてたら(ダメ人間)ツイッターで❤ハートを押していただけて、なんだか嬉しいけれど、こういうので喜んでいるとキモイと思われるかもしれないと思って平静を装いつつ、三回くらいスマホでハートの横にある数字とかを見て「フフフ!!フフフ!!」みたいな笑い方をしました(本当に気持ち悪い)でもキモいと思われると困るので、こういう感情は今日こういう話にならなければ隠すつもりでした。気持ち悪いなと思ってもどうかここは読み飛ばしてくださいね・・・。生きていく途中で気づいたのですけど私は子供の頃一人で居過ぎて、「集団における暗黙のルール」を失していることが多いのです。だから、在籍していると迷惑かもしれないという気持ちにたまになってしまい、そういう時すぐ謝ってしまうんだと思います。

救急車を呼ぶまでもない約39度

 数年前の話なのですが、家に一人で居る時すごく体調が悪くなりました。私は体が微妙に弱く、三年か四年に一度くらいのペースで入院や手術があったり、一年に一回は緊急外来にお世話になったりします。(最近はすごく改善しています・・・!)

このとき、なんかフラフラするなあと思ったら急に強い寒気が来て熱をはかったら最初は38度5分くらいでした。ああ、これは風邪かなと思って着替えて寝ようと思ったら急に強い吐き気がきて、何度か戻してしまい、それを片付けたあと、世界がぐわんぐわんしたので、もう一度熱をはかるとちょうど39度でした。

皆仕事なので、自分で自分の判断をしなくてはいけません。

とりあえず、病院に行くべきだと思ったので近くの病院がお休みじゃないかを確認しました。病院までタクシーなら10分・バスなら15分+徒歩5分という感じです。

ちょっと本当にフラフラしたのですが、なぜか私はバスを選択しました。

この時点でちょっと熱にやられていたんだと思います。いざ病院いくぞ、とお外にいく支度をすると少しだけ元気になったような気もしました。私は小さなショルダーバッグにお財布と携帯電話だけをいれて出発しました。

ご婦人との出会い

 

 バスは思いのほか着席率が高かったのですが、私が乗った時点ではまだ座れました。

よくいく総合病院まで徒歩5分のところで降りれるのですが、やっぱり頭がぼんやりしていることと、なんだかすごく寒いなと思いました。あんまりお喋りしてる人はいないのに、なぜかエンジンの音とかほんのちょっとの鞄の擦れる音とかが妙に耳に入ってきて疲れるので目を閉じて、半分眠ってるような感じになりました。少したって、足の先に違和感がありました。何かぶつかったのかなと思ってスルーしてると、その感覚が強くなったので、目を開けました。目の前に、少し怒った顔のご婦人(女性のことなので年齢が違ったら失礼なのですが60-70歳くらいと思われます)が杖で私のつまさきを軽くつついていたのです。そして目をあけた私にいいました。

「若いくせに座ってラクをして!立ちなさい!」

瞬間的に「あの ワイは39度なんです・・・ワイは・・・・ワイは・・・」とすがりつきたい気持ちにもなったのですが、私の口から出た言葉は

「エヘヘヘすいませェん、すぐに立ちます(笑顔)」

でした。

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この方は、杖を持っていたことからお席が必要な方だったと思いますし、私に熱があるかどうかを知ることは不可能です。そしておそらく、何か薬を飲んだらなおる、救急搬送をされるほどの体調でもない私と、杖をつき荷物をもっているこの方でしたら冷静に考えたら席を譲ることが当然だと思いました。

しかし、更に追い討ちはかかります。

「まったく、どこで降りるの?」

「~駅前です。」

「ああ、一緒ね。じゃあこれも持ってて!」

ということで牛乳パック二本が入っている買い物袋が私の手に渡りました。

手にふくろがめり込む感覚と、熱でボーッとして、窓から見える景色がちょっとモザイクになっていきました。そしてこのときわたしが何を考えていたかというと、席のことを大きな声で注意されたことが恥ずかしくて、ちょっと泣きそうになっていました(弱い)体調じゃないのか!と今は自分にツッコミをいれています。

ご婦人は良い人です

 

ここまで書くと、ご婦人がキツい性格のように思うかもしれないのですが、優しい人でした。降りたあと駅に入っていかない私に「アンタどこ行くの?」と聞かれました。

「~病院にいきます、ちょっと熱があって。」

「何度?」

「39度いかないくらいです。」

「ちょっと!大変じゃない!アタシそっちからもいけるから前までついていってあげる」

「いやー大丈夫ですよ!」

だんだん自分が何喋ってるか分からなくなってきたので、早々に立ち去ろうと思ったのですが、ご婦人が走ってきて私の手を掴みました。

「じゃあこれあげる。」

先ほどの牛乳二本です。

「いや、大丈夫ですよ!」

「いいの!牛乳飲まないからすぐ熱出すの!もっていきなさい!」

と、仰り、もう抵抗する力がなかったのでそれをいただきました。

牛乳は袋から出されて裸の状態でした。何故袋から出したのかは知る由もなく、私は牛乳を抱きました。

裸の牛乳パック二本を39度の女が抱え、病院に入り、診察を受ける姿はとてもシュールだったと思います。

何回か思い出そうと試みているのですが、私の記憶はここから診察くらいまで途切れています。どういう経緯かわからないのですが、多分ご婦人は私が体調よくないことを知って、悪いことをしたなって思ってくださったんだと思います。だからこの後に書くことで、私はこの方が悪くないことだけしっかり伝えておきたいです!

 

恨みは本当にありません

病院で診察していただいたところ、私は血液検査でたまに免疫がどうのといわれることがあり、今回もちょっとその関係で熱が高くでてしまったということでした。

お医者さんも看護師さんも非常にやさしく、大変だったねとかあたたかい言葉をかけてくださったことを覚えています。お薬が処方されて、会計を待つ間体調はまだわるいものの、診察していただいたことで少しだけ落ち着いていました。

寒気がすごいだろうから、会計が終った後戻してくれたらいいよと渡されていた毛布にくるまっていると、看護師さんが来て「保険証みせていただけます?」とわざわざ席まで来てくれました。ここからは四コマでお楽しみください・・・。

 

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絶対思ったと思うんですよ

「こいつ、この裸の牛乳パック二本なんなの?怖いんだけど」

って。

私もあのご婦人に悪気はないし、ましてこの牛乳に落度はなく、むしろ牛さんからの恵みなんですけれど、本当に恥ずかしくて恥ずかしくて恥ずかしくて真っ赤になりました。やばい人感MAX、ステータスカンスト状態!!!!

看護師さんの、一瞬目を細めたあと何事も今ここにはおかしいことは起こっていません、という落ち着き払った優しさがまた、羞恥心にしみるしみるwwwww

しみるうううwwwと思いながら熱がひいていくのすら感じました。

完全にヤバイ人対応モードに入る、仕事のできる看護師さんでした。

「怪しいものではないんですほんとに」と怪しいやつだけがいうセリフを何度も何度も飲み込み、私はペコペコと頭を下げて病院を後にしました・・・。

牛乳パックを二本抱きしめる正当な理由を今も考え続けているのですが、なかなか答えが出ません・・・どなたか思いつく方はいませんか・・?

完全実話なのですごく笑える部分もなく、中途半端な感じで終ってしまい恐縮なのですが、私は多分この日の看護師さんのお昼ご飯の話題の人物になれたかもしれないと思っています・・・。

私の人生はこういう、なんともいえない情けない瞬間がすさまじい量あります、だからもし、自分のことダメだなって思う人がいたら本当に恥ずかしいやつがここにいることを思いだして、少し元気になってくだされば嬉しいです・・・!!

恥ずかしい話はたくさんありますので、今後もたくさん更新します。

みなさんの何かこんなことがあったというお話があればぜひお知らせください!

それではまたお便りいたします(・-・ )!!

 

 

円野まど