こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

推定小学生とわたし

 

〒みなさま

 

突然ですが私はあまり一人で出かけません。

貧血が突然クラっときて視界が白くなったりする可能性があるのです。

自分ではもう大丈夫だと思うのですがもしそうなったとき、まわりに迷惑なので出来るだけ気をつけるようにしています。しかし、クリスマスプレゼントを買いにいくために、禁忌を破り(今日は中2病でお送りします)私は鉄塊(バスという振りがな)に飛び乗ったのです・・・

ハァハァ普通に話さないと世界の苛立ちが届きそうなので、普通に書きますね・・・

バスに乗って出かけたら、車内にて二件も小学生にまつわる思い出ができてしまったのでそれを書き残しておきますです。

あくまで小学生に見えるだけで、何歳なのかはわからないので推定小学生とします。

私の推定小学生は多分学年にして低学年か中学年くらいです!

一昨日、ちょっと知人のところに行ってそのあとそこからバスに乗って池袋に向かおうとしたんですね、1人でバスに座って眠いなと思ってたら元気いっぱい推定小学生の二人組が乗りました。

髪型や服装は前髪ナシだったり、ファーつきのダウンコートだったりちょっと大人っぽかったですけど、小さくて細くて、なによりあどけない顔だったので本当に小学校一年生か二年生くらいで、たぶん三年生まではいかないと思います。そのくらいの子たちが乗ってきて、楽しそうにしてるわけです。会話はちょっと、背伸びしてるというか

「ふー座席かったい、でもまあいっかあ。」

「つーか、たまにはウチに窓側ゆずれし!」

みたいな会話をしてて、言葉だけみると中学生くらいの感じがまたかわいかったです。

女の子はおませさんねぇウフフみたいなどこ目線の近所のオババ風味で微笑んでしまいました(気持ち悪い)

緊張してると大きな声になるっていうし、本当はちょっとこどもだけでバスに乗ることに緊張して大人っぽい会話をしてるのかな?ウフフフとか考えていました。このときのわたしには余裕がありました。大人!圧倒的大人!!!みたいな余裕がありました。

しかしこれが間違いのもとだったのです・・・

そんなこんなでですね バスってなんか眠くなりません?(食いぎみに共感をもとめてしまう)眠くなってきたころ、ものすごい楽しそうな笑い声がして目が覚めました。

「ネェッ、外見て!!!じどりしてる!」

 

確実に私に向けられてないのですが、反射的に私も見ました。外を。ええ、見ました。

そしたらバス停のところで自撮りをしてる16-20歳くらいの女の子がいたんですね。

(女の子の年齢あてるのむずかしいです・・・)

見て!という言葉どおり(私に向けられてないのに)ついよく見てしまいました。

かわいらしい服装、デートにいくのかなって想像してしまう女の子らしいピンクのコートのボタンをとめずに着てらして、白いワンピースが見えていました。そしてパールビーズの付いたかわいいバッグを持っていました。まさに、女の子の中の女の子です。

そして確かに自撮りをなさっていました。一枚ではないようで、けっこう長いことスマホに向かって首をかしげたりなさってたんですね。

(おお・・・旅のおかた、見てます、小学生が見てますよ!!)

とテレパシーを送ったんですが、私の力及ばず、その女の子はスマホに向かってにっこりほほえんでいるわけです。もう、自撮りをUPすることなんてありふれたことなのでまあいいかと私はまた目を閉じようとしたわけです。

しかし、小学生は違います。この前生まれたばかりだから、世界がフレッシュさで溢れているんだと思います。おそらく世界に生まれたことを知らせてくれるために、結構大きなボイスでお話が始まりました。

「ねえーーーっ大人ってさぁーーー自撮りしすぎーーーっ」

「思った!!!」

「撮ってくれるヒトいないのかな?」

(すこし間があいて)

 

「かーーーぁんわいそォーーーーッ!!!」

 

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自撮り=頼れるものがいない。=不憫

 

胸が・・・胸が苦しい・・・!!!

女の子団というのにとことん弱い私には かーーぁんわいそォーーッが大砲の砲撃に感じました。つよい、つよいぜ小学生・・・!件の女子には聞こえてないし、誰も傷つかなくていいはずなのになぜか私の心のライフが削れそうでした。

圧倒的弱者!!さっきの余裕はどこへ・・・なんかちょっとこわい気までする!!!

囲まれて かわいそう~!とかいわれたら泣いてしまいそう!!!!

ひいい・・・(よわい)

どうでもいい情報ですが、二人ともすごくかわいかったです・・・。外見と会話がかみあってない・・・!なんで?!勝手なイメージを抱いて子供を見てはだめ・・・子供は自由に成長すべきなんだよ・・・と心にマザーまどを召還し、なんとか落ち着きました。

そして私は自分がもっているスマホを鞄にそっとしまい(万が一にも自撮りをしてると思われたくなかった)、

彼女達から顔を隠すように窓の方を向き、目をつぶりました(弱い)

着くまで寝よう、そう思いました。

そしたらこんどは、黄色いダウンを着た、中性的な推定小学生が乗ってきて、私の横に座ったのです。かわいらしい子だったのですが、最近は男の子もすごくかわいい子が多いので性別はわからなかったのです。

その子はまあるい博士のような眼鏡をかけて、ボブより少し短いくらいの髪の毛をしたおとなしそうな子でした。

しかし座るなり、ドカッ!と足を組み「ふぅ~・・・」とため息をつく貫禄に

(あ、寝よう・・・)

と弱い私は再度逃避をはじめたのです。

そして池袋につきまして、おりるざますよと横を向いたらさっきの子が足を組んだまま寝てるわけです。

こちらも推定小学生ですので、寝顔がそれはそれはかわいかったです。

ウフフ子供ってかわいいなあと思いながら、着いたらバスが止まるときの振動で起きるかなと考えてバスが完全に停車するのを待ちました。

しかし熟睡してるようで起きないのです、おおお すうすういってる!イッツ寝息!!

というわけで、肩をトントンして「ついたよー」と小さな声でいいました。(触っていいのか結構葛藤がありました・・・)

その子は飛び上がって驚いて、私の荷物を蹴ってしまって咄嗟に

「本当に!本当にごめんなさい!!」といいました。

今にも泣き出しそうな感じだったので、私も焦って「ぜっぜっぜっぜんぜんいいんだよwww」といいました。

その子は降りながら本当にごめんなさいってこっちに頭を下げてて、こちらばかりを見てるのでバスを降りる時の段差で落ちそうになってしまいました。

あわててそのこの肩の下に手をいれて受け止めました。「だいじょうぶ?いいんだよぜんぜん!」って元気づけようと明るくいったつもりでしたが、その子は降りてからも

「ごめんなさい、本当に、本当にごめんなさい。本当に、本当にかばんもごめんなさい。」

と何度も頭をさげるのです。

 

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「気をつけてね、いいんだよぉいんだよぉ!!この鞄なんにも入ってないから気にしないでね!!」とよくわからないウソをついてなぐさめようと思ったのですが、その子はずっと頭をさげててかわいそうでした。

こういうときなんていってあげたらよかったんでしょう。

ごめんなさいって一回ちゃんと言えたらそれだけですっごくいい子だよって伝えられたらよかったんですけど、私もなんか一緒に焦って「カバンには何にもはいってないからだいじょうぶだよぉ!!」みたいな謎の言い訳までしてしまい、自分の経験値の低さを感じました・・・。

この子を気にさせないために、なんていうのがベストなのか思いついたかたは是非おしえてくださいね。

こどもというのは皆多様性があってそれぞれにかわいいなあと思った一日でした!!

推定小学生との思い出はけっこうあるので、また書きますね!

それではまたお便りいたします。

 

円野まど