こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

「自撮りしてるの?かわいそう」そう言って彼女は笑った。

 

〒みなさま

こんにちは!円野まどです。

今日はこの前実際にあった、ほんのちょっとしたお話です。

宜しければ 聞いてやってください( *´꒳`* )

 

*「自撮りしてるの?かわいそう」そう言って彼女は笑った。

f:id:ma-corpus:20171112061909p:plain

 

 

*前書き

突然ですが私はあまり一人で出かけません。

貧血が突然クラっときて視界が白くなったりする可能性があるのです。

自分ではもう大丈夫だと思うのですがもし何かがあった時にかえってまわりに迷惑なので出来るだけ気をつけるようにしています。しかし、クリスマスプレゼントを買いにいくために、禁忌を破り(中2病テイスト)私は1人バスに飛び乗ったのです・・・。

*バスにいた推定小学生

1人でバスに座って眠いなと思ってたら元気いっぱい推定小学生の女の子二人組が乗りこんで来ました。(これはあくまで小学生に見えるだけで、何歳なのかはわからないので推定小学生と呼ぶ事にしました。)

前髪ナシのおでこを出す大人っぽい髪型で、ファーつきのダウンコートを2人とも着ていました。ちょっと、いやかなり大人っぽかったですけど、小さくて細くて、なによりあどけない顔だったので本当に小学校一年生か二年生くらいで、たぶん三年生まではいかないと思います。そのくらいの子たちが乗ってきて、とても楽しそうにしてるわけです。会話はちょっと、背伸びしてるというか

「ふー座席かったい、でもまあいっかあ。」

「つーか、たまにはウチに窓側ゆずれし!」

みたいな会話をしてて、言葉だけみると中学生くらいの感じがまたかわいかったです。

女の子はおませさんねぇウフフみたいなどこ目線の近所のオババ風味で微笑んでしまいました(気持ち悪い)

緊張してると大きな声になるっていうし、本当はちょっとこどもだけでバスに乗ることに緊張して大人っぽい会話をしてるのかな?ウフフフとか考えていました。

そう。このときのわたしには余裕がありました

大人!圧倒的大人!!!絶対的成人力!

みたいな必殺技感のある余裕をもっていました。

しかしこれが間違いのもとだったのです・・・

*罪のないタイプのナイフ

そんなこんなでですね バスってなんか眠くなりません?(食いぎみに共感をもとめる)眠くなってきたころ、ものすごい楽しそうな笑い声がして目が覚めました。

「ネェッ、外見て!!!じどりしてる!」

 確実に私に向けられたお誘いではないのですが、反射的に私も見ました。

外を。ええ、見ました。

そしたらバス停のところで自撮りをしてる16-20歳くらいの女の子がいたんですね。

(女の子の年齢あてるのむずかしいです・・・)

見て!という言葉どおり(私に向けられてないのに)ついよく見てしまいました。

かわいらしい服装、デートにいくのかなって想像してしまう女の子らしいピンクのコートのボタンをとめずに着てらして、白いワンピースが見えていました。そしてパールビーズの付いたかわいいバッグを持っていました。まさに、女の子の中の女の子です。

そして確かに自撮りをなさっていました。一枚ではないようで、けっこう長いことスマホに向かって首をかしげたりなさってたんですね。

(おお・・・旅のおかた、見てます、小学生が見てますよ!!)

と脳内テレパシーを送ったんですが、私の力及ばず、その女の子はスマホに向かってにっこりほほえんでいるわけです。もう、自撮りをUPすることなんてありふれたことなのでまあいいかと私はまた目を閉じようとしたわけです。

しかし、小学生は違います。この前生まれたばかりだから、世界がフレッシュさで溢れているんだと思います。私たちに世界の先住民にニューカマーが生まれたことを知らせてくれるために、結構大きなボイスでお話が始まりました。

「ねえーーーっ大人ってさぁーーー自撮りしすぎーーーっ」

「思った!!!」

「撮ってくれるヒトいないのかな?」

(すこし間があいて)

 

「かーーーぁんわいそォーーーーッ!!!」

 

f:id:ma-corpus:20161221235914p:plain

 

自撮り=頼れるものがいない。=不憫

 

胸が・・・胸が苦しい・・・!!!

女の子団というのにとことん弱い私には かーーぁんわいそォーーッが大砲の砲撃に感じました。つよい、つよいぜ小学生・・・!件の女子には聞こえてないし、誰も傷つかなくていいはずなのになぜか私の心のライフが削れそうでした。

圧倒的弱者!!さっきの余裕はどこへ・・・なんかちょっとこわい気までする!!!

囲まれて かわいそう~!とかいわれたら泣いてしまいそう!!!!

ひいい・・・(よわい)

どうでもいい情報ですが、二人ともすごくかわいかったです・・・。外見と会話がかみあってない・・・!義務教育期間中にすでに私を罵倒で泣かせるくらいのスキルもってそうなのはなぜなの・・・?と相当恐れをいだいたのですが

勝手なイメージを抱いて子供を見てはだめ・・・子供は自由に成長すべきなんだよ・・・と心にマザーまどを召還し、なんとか落ち着きました。

そして私は自分がもっているスマホを鞄にそっとしまい(万が一にも自撮りをしてると思われたくなかった)、彼女達から顔を隠すように窓の方を向き、目をつぶりました(弱い)

どうせ終点で降りるのだから着くまで寝よう、そう思いました。

目が覚めたたとき、途中で子供たちは降りていてもういませんでした。

バスを降りると駅前の待ち合わせ広場で自撮りしている人が目に入ります。

私はそれをみて、何もとがめる気にはなかったけれど、なんとはなしに、まわりに推定小学生がいないか探してしまったのでした。

 

 

それではまたお便りいたします。

 

円野まど