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こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

私が高校に置いてきてしまったもの

 

〒みなさま

 

東京は雨です。私はこのブログをはじめようと思ったのが、8月の暑い時期だったんですけど、その時すごくおっかなびっくりしていたこの世界がいろんなかたがいて、そして色んな人生のお話を分けてくださっているということにいつも感動しています。

一度でも来てくださった方も、私の突然の訪問にドアをしめないでいてくれた方も、みなさんありがとうございます。

私には 血のつながらない家族 がいますふたり。

それはしゃんとでんきゅうのことなのですが、でんきゅうは縁戚なんで厳密にはこの表現はちょっと微妙ですね。けどなんか、血がつながらないけどつながってるのがしっくりきます。血の定義たるやって感じなんですけれど・・・ウフフ。

でんきゅうにはいくつか事情があります(いつかお話したいと思います)

今にいたるまで本当に色んなことがあって、それをどなたかに聞いていただけて、もし、ほんのすこしでも元気になっていただけることがあるかもしれない、と思ってるのですが

けどいざ書こうと思ったら思い出した順番になってしまっています。

いつか時系列順にしたいと思っています!しばらく単発の話として少しでも楽しんでいただけたらうれしいです!

今回の話は一回目より前の話です!

 

ma-corpus.hatenablog.com

 

でんきゅうの思い出②

 

この漫画は→→こういう向きでコマを進行させます!普通に出版されているものと逆になってしまって申し訳ないです・・・

 

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でんきゅうが仲間に誘ってくれて、人の輪に入ることができるか臆病になるわたしをいきなりSkypeのグループ通話に問答無用で追加したのを覚えています。

知らない方と複数でゲームをしながら通話をする

これは高校で殆どクラスメイトと会話のなかった私には衝撃の誘いでした。

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※ちなみに複数人とスカイプしててもでんきゅう以外とはほぼ口きけないし(アウアウ系)、何を話したら適切なのかわからないのでチャットで会話をふられると「うんwおなかがすきました」とか言ったり、やばい人の極みでした。

私を連れてきてしまったでんきゅうが針のむしろどころか「まどなんか連れてきやがって~!やつざきだー!」とオルフェウスがごとく集中砲火にされないかあの時は不安でしたね・・・!ウフフ(思い出したので明日にでも苦労かけたことを謝ろうと思います)

何が一番申し訳ないってゲーム好きは好きだけど、ヘタってところです。

 

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私のような鼻つまみものが更にミスをして、そのせいで負けてしまっても一緒にしている方たちは責めるどころか、色んなことを笑い話にしてくれました。

 

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でんきゅうは当時九州にある、のどかな町に住んでいまして、件の説明会は電車で一時間以上もする大きな都市で行われる事となっていました。彼は一人で電車に乗って遠くへ行ったことがなく、同時に今までヤンキー少年だったためにそういう進学の催しに出席した経験がありませんでした。

それに加えて当時彼はスマホではなかったので、道に迷った時とか忘れ物をしたりした時など、当日の不測の事態に備えて、PCの前で待機しておく役割を私はこの時仰せつかったのです。

ゲーム中、私のありえないミスをでんきゅうがいつも笑顔でフォローしてくれる。そのことに、申し訳なさの海における申し訳ない魚漁獲量がそろそろトンに達しそうだった私は これでようやく少し恩返しできる と嬉しかったものです。

 

 

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(字がきたなすぎて読めない方がいると申し訳ないので↓)

「あのさあ~今ね A田さんと駅にいて!連れて行ってもらう所!(会場に)着いたらまた電話してもいい?」

 

 

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二時間の説明会の間、昼寝しようと思っていたけれど眠気など起きるわけもなく、ソリティアが慰めでした・・・。

 

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たいした絵でもないんだから数枚におさめる描き方でかけるように、練習しますね

エヘヘイェッヘヘヘ (時々こういう気持ち悪い方で笑うので、書き起こしたところ自分がこわかったです・・・)

でんきゅうは「行方不明になる」ということへのハードルが低いように見えて、このときはものすごく不安でした。私が学校説明会にいけといったばかりに・・・A田さんとでんきゅうが!!みたいな。いやあA田さん本当にお世話になりました・・・。

 

もうオンラインゲームはしてないんですが、一年くらいの期間、いつの間にか固定になっていたメンバーで幾つかのゲームをしました。そこで私は小学校以来初めて「複数人と協力して遊ぶ」ということを経験します。

子供の頃から私は嫌われもので、そうされても仕方のない人間でした。だから人の視界に入らないようにする方法ばかり考えていました。

でも、皆とゲームをしたりするうちに、分かったことがあります。

中学も高校時代も私はうまく自分の気持ちを表現できませんでした。

話したいことや覚えたことばかり喋りました。話せる価値や魅力のある人間になりたくて行った努力はすべて、見当違いのことでした。

嫌われていても仕方のない気味の悪い人間でした。それと、利己的というか、自分のことばかり考えているような人間だったと後になっておもいます。

 

私は知りたい という欲求が強いほうで知りたいことを学んでいる時、寝食を限界までとらないことも多いです。

あの頃のノートを見返すと、その時知りたかったことがビッシリで、人間についての記述は芸能人すらありませんでした。それは漫画のキャラクターのように、格好いいことではなくって、私は自己保身が強く、幼く、他者と何かを共有するには、あまりに精神が未熟すぎたのだと思います。だから、会話をしなくてもいいものに逃げた部分があるのだと思います。

(残念ながら今も会話の展開にそういう思いやりの足りないところがあって申し訳ない限りです・・・。)

その頃、言い訳がましくてずっとしまっておいた言葉があります。

それでも誰かに悪意があったことはなくて、不愉快にさせたいわけじゃなかった

私はそれを 一回も相手に伝えたことはありません。伝えようとしたこともありません。

一見サンドバッグのように相手の評価に耐えたのは、多分、自分の本質をさらけ出すのが怖かったのだと思います。

それが怖かったから、そのままにしたのです。自分と戦いたくなかったのです。

それから数年後、でんきゅうたちとゲームをすることになって毎日は驚きの連続でした。緊張や失敗や、恥ずかしいことや申し訳ないこともたくさんしてしまいました。

衝突もありました。泣いた日も、笑った日もありました。

その中で 過去に開けないまま置いてきてしまった箱を、大人になってからあけることもできるってことを教えてもらいました。

少なくとも、その為の鍵をもらったのです。

人生に降ってくるもの全てが誰かへの手紙のようだと思いました。

誰かのくれたメッセージを見逃したりしませんように。

私のまんがはまとまりがなくてすいません、絵も文もどなたかに何かをつたえることがもっとうまくなって、わたしがいただいた力を、どなたかにすこしでも渡せたらうれしいなって思いながら頑張ります!!

それでは、またお便りいたします。明日もよい一日をお過ごしくださいませ。

 

円野まど