こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

思い出に謝りたいとき

〒みなさま

 

こんにちは円野まどです。

寒い日が続いていますね、冬は好きです。

東京は雨です。

寒いのが苦手なかたはどうか、あたたかくておいしいものや、あたたまるものに包まれていますように。

冬になると、高校までいた町のことを思い出します。すごく寒いところだったからそのままこの季節と結びついているのかもしれません。

そして今日、お母さんくらいの年齢の人がレジにいらして、なんとなく色んなことを思い出して帰りました。なので今日は私の母のお話を聞いていただければと思います。

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*思い出に謝りたい時

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*たまに泣きたくなる

泣き出せたらラクだなあって日がたまにあります。

その、実際に泣きはしないですよ!だって悲しいことは何もないんです。わはは!!え、何このひとついにおかしくなった?!みたいなことをかいてすいません。

なんていうか、悲しくない、けど、泣き出せたら楽だなあって日があります。

それは、思い出に謝罪したい時です。

思い出すと残酷だなあって感じることがあります。

何が残酷かって、どこか仕方のない側面があったり、でもそれが絶対回避できなかったかというとそうじゃないようなことです。幼稚なあまり、無神経なことを口にしてしまい他人を傷つけてしまうとかそういうことです。そういう思い出が蘇るとぶわーっとなんだか切なくなって、恥ずかしかったり情けなかったり、何か償いたくなったりします。

けどそれは完全に終わったことで。

自分の履歴とか事実として受け入れるような内容です。

誰かにそのことが悲しいっていったり、泣き出したりすることはもう、ただのヒロインごっこで、だけど時々どうしようもなく せつない気持ちになることがあります。

だからわたしはその気持ちに対して、何かできることをたくさん持ちたいです。

そのことを無駄にしないようにするとか、報いるとか、今後しない為の何かとか、

たくさん持ちたいです。

あはは、なんか今むしょうにおかあさんに会いたいです。

 *私が昔お母さんに送った手紙

読む進行方向は→→になります!

 

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小学校の、3年生くらいの時かなあ。

お母さんが「家は女の子二人だから二人ともいつかお嫁にいって、家をでていってしまうのね。さびしいなあ」って言ったんです。

近所に男の子が多かったから、その家のお母様達と何か話したみたいでした。

その年齢の自分なりに考えてはみたことを覚えています。

私は小学生とはいえ、ちょっと頭の中がアレな感じでした。

思考回路が幼いといえばかわいらしいですけど、ただ単にちょっとゴニョゴニョな感じだったので 以下のように思いました

『お母さんさびしい→別にすきな男の子いないし 漫画とゲームがあれば大体楽しい→この家じゃないところに住むなんて考えられない→そもそもお母さんのごはん一番すき→おかあさん悲しむことない!悩む必要ない!→やばい、全然大丈夫じゃん。これお母さんに伝えなくちゃ・・・』

みたいな。海外の部族の方の日本語訳にあてられる言葉みたいな発想をするわけです

まるの国のマド族は、自給自足はまず無理な怠惰な種族であり、この家以外でくらしていけるわけもないことを語ります。

オレ クウ オレ ココニイル オマエ カナシマナイ

みたいな。

私は昨日も今日も、何日たっても子供だと思っていたんですね。

いや、リアルにそうだったら恐ろしいことですけど(親の負担を考えると)、その、現実的で論理的で緻密なことはなーんにも考えていませんでした。

その時、お母さんが大好きだったからです。多分世界で一番。

だから『おかあさんといつまでもいっしょにいるよ』ってクレヨンでがりがり書いてお手紙にしました。

なんていうかあの時本当に真剣にいったのに、絶対そうするって思ってたのに当然に嘘にさせたことが切ないです。

私はあの時、お母さんの悲しみをなくせるなら 本当に何だってできるって思っていたのに。それなのに嘘になった。

私は手紙を読んだお母さんがどうして泣いたのかわからなかったけど

今になって思うのは、私がその言葉を嘘にしてしまうことをお母さんはわかっていて、それでもあのとき私のしたことを 本当に大切にしてくれたんだと思います。

だからそのことを大切にできたらいいなって思います。

それ以外にも意味があるように、生きていきたいです。

大人になれたから、何かを嘘にしないように生きていきたいです。

電話するねも、来週帰るねも、手紙を書くねも、もうお母さんに何かいうことが嘘にならないように生きていきたいです。

へんな話を読んでくださってありがとうございます。

誰かに言うには甘えすぎてる話だけど、もう間違いたくなくて書いておこうと思います。読んでくださった方がいましたら、ありがとう、

あなたが生まれてくださってよかったです。

 明日もいっぱいいいことありますように・・・!

 

 また お便りいたしますね。

 円野まど