こちら孤島のまどよりお便りします

円野まどの恥の多い日々の記録

山種美術館開館50周年特別記念 速水御舟の全貌

 

 〒 みなさま

 

先日、山種美術館で開催されている速見御舟の全貌展にしゃんと行ってまいりました。

  速水御舟とは速水 御舟(はやみ ぎょしゅう、1894年(明治27年)8月2日 - 1935年(昭和10年)3月20日)は、大正期~昭和初期の日本画家で代表作に炎舞などがあります。御舟さんのお名前は知らなくとも、炎舞を見たことがある方も多いのではないでしょうか。(速水御舟 - Wikipedia

 文学性や宗教性などに頼らない画風で、若いうちからその輝きは増すばかりだったように思います。天才と称される価値のある方ですが、御舟展で絵の流れを追っていくと一括りにその言葉を使うのが憚られました。今回展示を開催した、山種美術館はとくに御舟に対して理解のある美術館なので、じっくり知りたい方は是非こちらへ行かれることをおすすめ致します。本件と逸れるので、割愛いたしますがこちらは日本画を楽しむ美術館としてとても素晴らしいところです。日本画のもつ繊細な美しさをショップが分かりやすく落とし込んでくれているのもとてもいいと思いますので、本当にぜひ皆様にもお好きになっていただけたらとても嬉しいです。

 

 

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引用元

http://www.yamatane-museum.jp/exh/2016/gyoshu.html

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引用元

http://www.yamatane-museum.jp/exh/2016/gyoshu.html

 

その画法はいつも挑戦と創造に満ちていたことから、彼は天与の才ばかりでなくそれに応える魂があった人なのだと感じます。すごく不思議なことなのですが、昔読んだ米津玄師さんのツイッターを思い出しました。

当然ながらどちらの方とも直接お話をしたわけではありませんので ここで取り上げられていることと、御舟の挑戦の意志が同じではないこともあると思いますが、結果として今の自分を部分的に破壊することを選択してでも進んだという点で共通点があるように思いました。自分の瓦礫を超えたさきにあるものが、自分に好ましい進化なのかしてみてもわからないことなのに、恐れずに選ぶことを何度もつづける勇気とういのはやはり敬服してしまいます。

 当たり前のことなのですが、なみなみならない努力や削身の総体を前にしていると自分がいかに日々をだらりと生きているかというようなことを考えます。まっすぐ向き合えないような、でも見つめたいような。刺激というのは、あまり間隔をあけないで受けるべきものなのかもしれませんね。

そしてそして!!ようやく取ってきましたよ・・・散歩のときの写真を・・・!!

ウフフ、小さな達成感があります。

山種美術館ではその時の展示に合わせた和菓子をミュージアムカフェで楽しむことができるのですが、今回は当然速水御舟さんの絵をテーマにしたものをいただけました。

 

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ツイッターの方にも書いたのですが、元の絵に描かれるように白梅の若枝、紅梅の年輪を感じさせる重みをも忠実に表現していて、作り手の方の敬意を感じました。

なんとシナモンが入っているのですよ!

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こちらはシャンが頼んだものです。一緒にいただくお茶を選ぶことができるのですが、二人とも東方美人にしました。よわい、私達は美人という言葉にすごくよわい!!

 

速水御舟の絵は圧倒するほど美しいけど、細い糸で出来ているようなどこか頼りなさを感じます。絵でも音楽でも、時折「私は何かにしんけんに向き合っているのだろうか」というような自問を私に与えて、そして去っていきます。

そしてわたしは、自分のなかにどれだけそれを残して、どれだけ前にすすめるのかで自分をはかってみます。誰もにとって小さな変化にみえることでも、自分では前に進んでると自分で自分を認められる何かを考えてみたいなと思います。

絵画も魔法のようです、何年たっても、誰かに何かを与え続けています。

文中でも触れたのですが、本当に素敵な美術館ですので本当にぜひ、あなたの気持ちにも触れるものであればいいなと思っております。

今日はお便りらしいお便りをかけました。またお便りします。

涼しくなったり暑くなったり秋は気まぐれですが、どうか健やかでいらっしゃいますように。

追伸 全然関係ありませぬがいまだにはてなブログの使い方が分からず四苦八苦しています、お見苦しいところもあると思いますが努力いたします・・・